【タイ】生豚肉のラープを食べて耳の感染症　２人死亡、400人入院

ラープ (料理) - Wikipedia

ja.wikipedia.org

↑より引用
ラープ（ラーオ語: ລາບ、イーサーン: ลาบ、lâːb）は肉類を使ったラオス、タイのサラダの一種。鶏、牛、豚、アヒル、七面鳥が一般的だが、魚が使われることもある。魚醤とライムで味付けられる。生、あるいは加熱した挽肉をトウガラシ、ミントや野菜類と混ぜ合わせる。荒く挽いた炒り米も重要である。これを常温でもち米と共に食べる[1]。ポピュラーなメニューはヌア・ナムトック（「滝のような牛肉」という意味で、焼く際に滴り落ちる肉汁の様子から名付けられた）で、挽肉ではなく薄くスライスした牛肉を使用する。

タイ国内最大の部数を発行する全国大衆紙「タイ・ラット」でも報道されています。

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www.thairath.co.th

タイ語のไข้หูดัで調べてみると

อาการของโรคหูดับ

อาการของโรคไข้หูดับหรือโรคติดเชื้อแบคทีเรีย สเตรฟโตคอกคัส ซูอิส (Streptococcus suis)จะมีอาการปวดศีรษะ อาเจียน หูดับ การรักษาโรคหูดับจะให้ยาฉีด

www.siamhealth.net

S.suisという単語が出てきます。Streptococcus suis（豚レンサ球菌）のことかもしれません。

Streptococcus suis（豚レンサ球菌）によるヒトの感染症 | 東京都感染症情報センター

東京都感染症情報センターは、東京都における感染症の発生状況など、感染症に関する色々な情報を提供しています。

idsc.tmiph.metro.tokyo.lg.jp

↑より引用
　 S.suis は、グラム陽性、通性嫌気性の球菌である。ヒツジ血液寒天培地ではα溶血、馬血液寒天培地ではβ溶血を示すのが特徴である。本菌は、莢膜の抗原性の違いにより35の血清型が報告されているが、その中で最も頻繁に分離されるのは血清型２型である。
＜略＞
　患者は2名とも職業は串焼き店の従業員で、豚肉や豚の内臓を取り扱う仕事をしており、肉を串に刺す時、誤って手にも刺していたことが、発病した原因と考えられた。
　2005年の6月から8月にかけて中国四川省・資陽市周辺で多数の、 S.suis 感染症が発生する事件が報告された。患者は200名を超え、致死率も20%と高いものであった。

中々、怖い病気のようです。皆様も生肉にはお気を付けください。